研究所展では研究作品が並ぶ大テーブルの他に、5つの研究員コーナーがあります。

最後にご紹介するのは足立涼子さんのコーナー。出品作『ドイツの図書館』にちなんで本棚をイメージした展示になっています。5人の中では唯一、本の作品をメインに活動する作家。時に鳥のさえずりに耳をすまし、散歩中の草花に眼を向ける足立さんは、自然界の植物や生命を独自の観察眼で捉え、深いコンセプトを持つ美術としての本づくりを行っています。その作品はドイツで学んだ経験に支えられています。
色あざやかな、本展のための出品作はGallery2で、これまでのコンセプチュアルな本の作品はこちらでご覧になれます。

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